急げ〜〜
2018年にエヴァレットの多世界解釈を知ったことがきっかけで
量子力学に興味を持った
例の如く、数ヶ月のマイブームで終わったけど
その時に買い貯めてた積読を最近読み始めたら
ボルヘスくらい面白い
西野’18 ナイス。
一部を引用する
この考え方によれば、世界は1つではない。電子がある場所にある世界、その「同じ」電子が別の場別のある場所にある世界、さらに、それとも違う場所にある世界等々、無数の世界が共存している。そして少なくとも原理的には、あなたが今、この本を読んでいる世界、眠くなって本を落としてしまった世界などが共存している。そして共存している世界の中には、互いに影響しあうものも、しあわないものもある。その区別をはっきりさせることで、量子力学の表す世界像が見えてくるというのが、他世界解釈である。(量子力学が語る世界像)
ボルヘス「八岐の園」から
あなたのご先祖は均一で絶対的な時間と言うものを信じていなかった。時間の無限の系列を、すなわち分岐し、収斂し、平行する時間の目まぐるしく拡散する網目を信じていたのです。互いに接近し、分岐し、交錯する、あるいは永久にすれ違いで終わる時間のこの網は、あらゆる可能性をはらんでいます。われわれはその大部分に存在することがない。ある時間にあなたは存在し、わたしは存在しない。べつの時間ではわたしが存在し、 あなたは存在しない。またべつの時間には2人ともに存在する。好意的な偶然が与えてくれたこの時間に、あなたは我が家を尋ねてこられた。(八岐の園)
こういう興奮をどう消化すればいい?
われわれが老人になる前に
この地球は人間の住める環境を保てなくなるな、という考えに至ったときから
世界の本当の姿を知りたいと思うようになった
終末を迎えるには
まだまだ読了した本が足りないにゃ